
共通の遺伝情報からなぜ多様な細胞が作り出されるのか?その仕組みを探る!
ほ乳類の生殖過程では、まず胎仔期の生殖腺が将来オス型(精巣)になるか、あるいはメス型(卵巣)になるかの運命決定が行われます(性決定)。私たちは、新規性決定因子であるSry-Tが、マウスの性決定に必須であることを明らかにしました。性決定ののち、生殖細胞はオス型の配偶子(精子)、あるいはメス型の配偶子(卵子)へと分化していきます(生殖細胞分化)。私たちは、このような性決定や生殖細胞分化の過程に、DNAの配列変化を伴わない後天性の暗号<エピゲノム>が深く関与していることを見出してきました。細胞運命決定におけるエピゲノムの役割をさらに深堀りすべく、日々研究を進めています。
当研究室の研究内容に興味があり、一緒に研究をしたいという意欲のあるポスドクや大学院生を募集しています。出身大学や出身学部は一切問いません。ご興味がある方は、立花までご連絡ください。
tachibana.makoto.fbs[_at_]osaka-u.ac.jp [_at_] を@ に変えてください。
ニュース
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2025.07.25
日経サイエンスの2025年9月の特集号「連続する性」に、立花先生のインタビューが掲載されました
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2025.07.23
「細胞運命コード」の活動で、立花先生が高校生を対象に講演を行いました
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2025.06.30
立花先生が、島根大学医学部で細胞生物学の講義をおこないました
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2025.06.24
論文アクセプトのお祝いをしました
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2025.06.20
第18回日本エピジェネティクス研究会年会に、立花先生、前田さん、佐々木さんが参加しました
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2025.06.16
河村くん、西村さんの歓迎会を行いました
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2025.06.13
「細胞運命コード」の第2回領域会議が九州大学で行われました
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2025.06.05
岡下さんの論文がNature誌に掲載されました
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2025.05.02
立花先生が、2025年度いちょう祭で、一般向けの講演をおこないました
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2025.04.15
立花先生が、R7年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞しました
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2025.04.10
D1佐々木さん、B4河村くん、B4西村さんが立花研に加わりました
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2025.03.21
立花先生が、育児と家事に対する経験について、FBSサロンで紹介しました
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2025.03.07
第5回有性生殖研究会で、立花先生が口頭発表をおこないました
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2025.01.08
10th Brain and Gonadal Biology meetingに立花先生と前田さんが参加しました
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2024.11.29
第47回日本分子生物学会年会に参加しました